Construct 2 初心者向けガイド

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This tutorial is licensed under CC BY 4.0. Please refer to the license text if you wish to reuse, share or remix the content contained within this tutorial.

レイヤーを加える

オッケー、それではさらにオブジェクトを加えましょう。その前に、先ほど設定した背景ですが、過ってクリックして選択してしますと作業の妨げになるます。そこでレイヤーシステムを使って をかけることにしましょう。

レイアウトは複数のレイヤーで構成することで、オブジェクトをグループ分けするのに使用できます。ガラス板に絵を描いて、それらを何枚も重ねた状態を想像してみてください。それらを並べ替えることで特定のオブジェクトを別のオブジェクトの上に表示させたりできます。他にもレイヤーは、非表示にしたり、鍵をかけたり、パララックス効果を加えたりもできます。例えばこのチュートリアルのゲームではバックグランドの手前に他の全てのオブジェクトを表示したいので、別のレイヤーを作成して、そのレイヤーに新しいオブジェクトを加えることになります。

レイヤーを管理するには、通常 Project バー の横に表示される Layers タブ をクリックします。

リスト内に Layer 0 というアイテムが表示されています(Construct 2 では数字は0から数え始めます。その方がプログラミングに適しているからです。)このアイテムは背景レイヤーを指していますから、名前を変更するためにアイテムをクリックし、Background と名付けましょう。さらに、これから加えるオブジェクトのために、緑色の 'add' アイコンをクリックしてレイヤーを加えることにします。新しいレイヤーには Main と名前を付けてください。最後に、先ほどのBackground レイヤーの鍵アイコンをクリックすることで レイヤーに鍵をかける ことができます。こうすることで、鍵のかかったレイヤーは選択できない状態になります。この機能は、意図せずして選択してしまいやすいタイル状背景などを二度と選択しないで済むように出来るので便利です。変更が必要になった場合は、再度鍵アイコンをクリックすることで解除できます。

チェックボックスを使ってレイヤーを非表示にすることも出来ますが、今回は使用しません。今、レイヤーバーは下図のようになっているはずです:

先に進む前にレイヤーバー内で 'Main' レイヤーが選択されている状態であることを確認しましょう。これはとても重要です - 選択されているレイヤーは 現在アクティブな レイヤーなので、新たに挿入するオブジェクトはすべてこのレイヤーに挿入されることになります。誤って別のレイヤーに挿入しないように気を付けましょう。現在アクティブなレイヤーは下部のステイタス・バーに表示されます。また、オブジェクトを挿入する際に表示される、ツールチップからも確認できますので、よく注意しておくとよいでしょう。

インプットオブジェクトを加える

まずレイアウトに戻ります 次にレイアウトのどこかをダブルクリックし、今回はマウスからのインプットを受け取るために Mouse オブジェクトを選びましょう。同様にして Keyboard オブジェクトも挿入してください。

ヒント: これらのオブジェクトはレイアウト上の位置を指定される必要ありません。非表示のオブジェクトであり、自動的にプロジェクト全体で使えるようになります。これでプロジェクトのどこからでもマウスとキーボードからの入力を受け取ることが出来るようになりました。

ゲームオブジェクト

それではいよいよゲームオブジェクトを加えることにしましょう!以下のテクスチャーを使用しますので、背景イメージの時と同じように、ローカルディスクに保存してください。

プレイヤー

モンスター

そして、爆発

これらのオブジェクトにはそれぞれに sprite(スプライト) というオブジェクトを使用することになります。スプライトは、イメージを表示したり、移動させたり、回転させたり、サイズを変更したりできるオブジェクトです。 多くのゲームはほとんどスプライトのみでもって構成されています。それでは実際に、これら4つのオブジェクトのために、スプライトオブジェクトを挿入してみましょう。手順はタイル背景の場合とほとんど同じです:

1. レイアウトを ダブルクリック して新しいオブジェクトを挿入する。

2. 'Sprite' オブジェクトのアイコンを ダブルクリックする。

3. マウスポインターが十字になったら、レイアウトの空白のどこかをクリックする。

4. テクスチャーエディターが表示されたら open アイコンをクリックして、 4つのテクスチャーの一つ を選択してロードする。

5. テクスチャーエディターを終了することで状態が保存されます。完了したら、挿入したオブジェクトがレイアウトに表示されているのを確認しましょう。

ヒント: スプライトオブジェクトを挿入するのに、もうひとう簡単な方法があります。Windows のファイルエクスプローラーから直接イメージファイルをレイアウトにドラッグ&ドロップするやり方です。Construct 2 が自動的にドロップされたテクスチャーのためにスプライトオブジェクトを新たに挿入してくれます。ただし、ドラッグ&ドロップの場合、ファイルは一度に複数ではなくひとつづドロップするよう気を付けてください。複数をまとめてドロップすると Construct 2 は複数のアニメーションフレームをもつスプライトを一つだけ作ってしまうことになります。

bulletexplosion のスプライトは、ゲームが始まった段階で見えてしまっては困るのでレイアウトの枠の外側に移動させておきましょう。

挿入されたオブジェクトは自動的に SpriteSprite2Sprite3、そして Sprite4 という名前が付けられます。このままだと、なにがなにだか分からなくなって混乱してしまいます。なので、それぞれのスプライトの名前を PlayerMonsterBullet、そして Explosion と変更することにしましょう。オブジェクトを選択し、プロパティーバーにある Name プロパティーで変えることができます。

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